HTML5のDOCTYPE
宣言は、非常にシンプルです。以下の1行をHTMLドキュメントの最初に記述することで、ブラウザに「このページはHTML5で書かれている」と伝えます。
HTML5のDOCTYPE宣言
<!DOCTYPE html>
使い方の例
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>HTML5の例</title>
</head>
<body>
<h1>こんにちは、HTML5!</h1>
<p>これはHTML5の基本的なページです。</p>
</body>
</html>
解説
<!DOCTYPE html>
: これがHTML5のDOCTYPE
宣言です。HTML5を使用していることを宣言する役割を持ちます。<html lang="ja">
: HTML文書の開始タグで、lang="ja"
属性は文書が日本語であることを示します。これはアクセシビリティにも重要です。<meta charset="UTF-8">
: 文字エンコードを指定しています。UTF-8は、多くの言語に対応した広く使用されているエンコードです。<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
: レスポンシブデザインを使用するために、ビューportの設定を行っています。これにより、モバイルデバイスでもページが適切に表示されます。<title>
: ブラウザのタブに表示されるページのタイトルです。<body>
: ページのコンテンツがここに書かれます。
DOCTYPE宣言のポイント
- 簡潔さ: HTML5では
DOCTYPE
宣言は非常にシンプルで、タグの種類を指定するために大量の情報を含む必要はありません。 - 標準モード:
DOCTYPE
宣言は、ブラウザにページを「標準モード」で表示するように指示します。これによって、ページが最新のHTML仕様で正しくレンダリングされます。
HTML5では、特に多くの複雑な設定が不要になったため、DOCTYPE
宣言が短くなり、以前よりも簡潔になっています。
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